仮想通貨に詳しい知り合いから、『今回の10setのIDOは注目だよ!』って教えてもらった。
ってことは、そこに投資すれば結構儲かるってことか!
でも、10setのIDOって、そもそも何???
そこから分からんww
ってことで、
- 10setのIDOとは?
- 10setのIDOの特徴!
について調べることにした。
10setのIDOとは?
10setのIDOについて、
- 10setとは?
- IDOとは?
に分けて、調べてみた。
10setとは?
10setとは、暗号資産と株式市場の架け橋を目指すブロックチェーン上のプロジェクトのことを言う。
運営は、ポーランドの『Tenset Ltd(テンセット リミテッド)』という会社が行っている。
読み方は、『テンセット』で、英語表記はTenset。
Tensetは投資信託であり、ポートフォリオ(商品の内容や組み合わせ)には、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、エバードーム(Everdome)などの、信頼性の高い銘柄が含まれている。
また、将来的には、株式と暗号資産の両方が組み込まれる予定となっている。
IDOとは?
IDO(Initial DEX Offering)は、『DEX』と呼ばれる分散型取引所を介して、独自の暗号資産を発行し、資金調達を行うことをいう。
DEXは中央集権的な管理者を置かずに、スマートコントラクトという自動で取引が行える仕組みのため、低コストでの取引が可能。
また、団体だけでなく、個人でも実施することが出来る。
暗号資産を利用した資金調達方法はいくつかあるが、IDOは2020年に取り組みが始められた新しい方法で、これまでに100件以上行われていると言われている。
IDOのメリット
IDOのメリットとしては、
①株式発行のような審査が無いので、開催しやすい
②低コストで、国内・国外を問わず資金調達ができる
ことが挙げられる。
順番に見ていこう。
①株式発行のような審査が無いので、開催しやすい
IDOは、中央管理者が存在しないため、企業が資金調達を行うIPO(新規公開株式)のような審査が行われず、プロジェクト開催のハードルが低く、誰でも開催できる。
②低コストで、国内・国外を問わず資金調達ができる
IDOは、スマートコントラクトと呼ばれる自動で取引が行えるシステムを使用しているため、手数料などのコストが削減できる。
このように、コストが抑えられることで、世界中から資金調達を行うことができる。
また、IPOのように、一般よりも先行して販売していることから、通常よりも安価で購入でいる。
そのため、価格が高騰した場合は、大きな利益を得ることができる。
IDOのデメリット
IDOのデメリットとしては
①取引所の審査が無いため、信頼性が劣る面がある
②システムが未完成な部分がある
ことが挙げられる。
順番に見ていこう。
①取引所の審査が無いため、信頼性が劣る面がある
IDOは、DEXによる審査は受けるが、IPOのような証券取引所の厳しい審査がない。
そのため、IPOに比べると、信頼性が劣る可能性が考えられる。
②システムが未完成な部分がある
IDOは、2020年に始まった新しい方法であり、システムが未完成な点が挙げられる。
そのため、なんらかのアクシデントが起こる可能性があるかもしれない。
10setのIDOの特徴!
10setのIDOの特徴は
- 上場投資信託の暗号資産版
- デフレトークン
- ステーキングが可能
とのこと。
でも、そんな専門的な言葉では良く分からない。
それぞれについて、もう少しかみ砕いて理解してみよう。
上場投資信託(ETF)の暗号資産版
まず、10setは『上場投資信託』であるということ。
まず、暗号資産における上場投資信託について、『上場』と『投資信託』に分けて理解していこう。
上場とは
上場とは、一般的には、会社が発行する株式を証券取引所に上場させて、自由に売買できるようにすること。
今回の話しは『暗号資産の上場』についてなので、暗号資産取引所にて、誰でも売買できるようになるということ。
投資信託(ETF)とは
投資信託(ETF)とは、多数の投資家から集めた資金を、運用のプロが複数の株式や債券などに投資をして、そこで得た利益を投資家に分配すること。
今回の話しは、『暗号資産の投資信託』についての話しになるので、複数の暗号資産で構成された商品で得られた利益を、投資家に分配することになる。
ここまでで、暗号資産についての『上場』と『投資信託』は理解できた。
次は、暗号資産における上場投資信託に投資をするメリットについてみていく。
暗号資産の上場投資信託に投資するメリット
一般的に上場投資信託のメリットは、複数の商品で構成されていることから、リスク分散になるということが大きいと言われている。
となると、暗号資産における上場投資信託のメリットは、複数の暗号資産で構成されていることから、リスク分散になるということが言える。
暗号資産は、発展途上の要素が大きく、法定通貨やコモディティなどと比較すると、価格変動や価値の急落などの不安が考えられるため、上場投資信託はリスクを軽減するという意味で有用であると考えられる。
デフレトークン
10setはデフレトークンと言われているらしい。
では、デフレトークンとはいったい何なのか?
知らない用語なので、調べてみた。
デフレトークンとは?
まず、デフレトークンについて知る前に、デフレとトークンについて知る必要がある。
デフレとは、物価が下落し続け、通貨の価値が上昇していく経済現象を言う。
そして、トークンは日本語に直訳すると代用貨幣となるが、ここでは暗号資産の意味とほぼ同じと考えてよい。
これらの意味から、デフレトークンとは、価値が上昇していく暗号資産ということになる。
では、なぜ、デフレトークンは価値が上昇していくのか?
それは、デフレトークンと言われている暗号資産は、発行枚数の上限が定められているからである。
発行枚数の上限が定められていることで、需要に対して供給が抑制される効果がある。
デフレトークンのメリット
デフレトークンは、発行枚数の上限が定められていることから、長期的にみると需要に対する供給の減少が考えられる。
となると、デフレトークンを長期保有していれば、価値の上昇が期待できると考えられる。
ステーキングが可能
10setは、ステーキングが可能とのことらしい。
でも、ステーキングっていったい何?
分からないので、調べてみた。
ステーキングとは
ステーキングとは、暗号資産を購入し、ブロックチェーンのネットワークに参加することで、報酬を得る方法。
ただし、ステーキングが可能な暗号資産は、PoS(Proof of stake)という、コンセンサスアルゴリズムを使用しているものに限られる。
ちなみに、コンセンサスアルゴリズムのコンセンサスとは、日本語に直訳すると『同意』や『承認』という意味で、アルゴリズムは、『手順』という意味。
そのことから、コンセンサスアルゴリズムとは、承認を得るための手順を意味し、暗号資産においては、取引の承認を管理者がいなくても行えるようにする仕組みのことをいう。
また、ここで言う『ブロックチェーンのネットワークに参加』とはどういう意味なのか?
それは、PoSが、暗号資産の取引や送金のデータを正確にブロックチェーンに記録するための仕組みなので、暗号資産を長期間・多く保有することで、データの正しさを証明する作業に貢献できることが関係している。
そのことから、PoSを使用している暗号資産を保有しているだけで、ブロックチェーンのネットワークに参加していることになり、データの正しさの証明に貢献でき、暗号資産の価値向上に役立っていると言える。
ただし、日本でステーキングを実施している取引所は、GMOコインやOKCoinjapanなどに限られているため、注意が必要。
ステーキングのメリット
ステーキングのメリットは、
・保有するだけで高い利率の報酬がもらえる
・簡単ですぐに始められる
ことである。
ステーキングの利率は、暗号資産によって異なるが、2024年2月時点における国内の取引所では、1%台~13%台である。
詳しくは、こちら⇩⇩⇩の『仮想通貨ステーキングおすすめランキング』というサイトに、一覧表が載っている。
また、ステーキングをしている取引所であれば、通常は特に手続きをする必要がなく、暗号資産を購入すれば自動的にステーキングが開始されるため、簡単ですぐに始めることができる。
ステーキングのデメリット
ステーキングのデメリットとしては、ステーキング中は預けている暗号資産を動かせないことである。
そのため
・短期間で価値が上昇した際に、利益確定がしたくてもできない
・価値が下がることが予想されても、損切りができない
・売買による高い利益が得られない
ことが挙げれられる。
そのため、ステーキングを行うのであれば、手堅く上昇する可能性が高い銘柄を、長期間保有するのが良い。
ちなみに、ステーキングの期間は、15日、30日、60日、90日と定められている。
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